近いうちに発生するであろう大災害の一つとしてかなりの驚異とされている南海トラフ地震についての情報が多く飛び交っている状況ですが、実は政府からもある情報が発表されています。
国として発表しているので、何かしらの根拠があり、ある程度信頼してもいいのかなと思ったので今回その件について記事にしていきたいと思います!
ページ別目次
震源地やいつ?などの確率ではなく被害想定(被害予想)について
今回政府から発表された新情報というのは、地震がいつ発生する?や2019年に発生する確率などの情報ではなく、地震が発生した時の想定被害(被害予想)についての情報が更新されたようです。
過去2012年に、南海トラフ地震による死者・行方不明者が最大32万3000人と予想されていたようですが、その内容が大幅に修正されたようです。
【死者・行方不明者】
2012年:最大32万3000人
→最大23万1000人(9万人減少)
【全壊・焼失建物】
2012年:最大238万6000棟
→最大209万4000棟(29万棟減少)
想定被害が少なくなったのは、我々にとって良いことですが、かといって南海トラフ地震に対しての危機感を少なくしていいというわけじゃないことを忘れてはいけません!
想定被害が減少したからと言って、それでも相当な被害が未だに想定されていることに変わりませありませんからね!
下降修正された理由は?過去の経験や記録が活かされている!
今回被害想定が減少した理由は、これまでの大地震や津波等の経験や報道、ニュース等からの情報によって住民達が避難意識や対策準備が向上しているからとしているようです。
津波の避難意識に関するアンケートを行った結果から今回の被害想定を見直したということは、しっかりとした統計データがあるということです。
つまり過去の地震などの経験を元に多くの方が地震などの災害に対して対策意識を持っているということなので、今までの辛い経験や思い出は無駄になっていないってことですね!
昔と比べて地震速報がよりリアルになったことや、災害対策方法が割と身近な存在になっていることも今回の結果につながっているんだと思います。
だからこそ今出来る準備を出来る限りしておくことが大切なんですね!
いつ起きてもおかしくない地震などの災害を防ぐことは出来ませんが、地震などの災害に備えておくことは出来るはずなので、自分が良ければいいなんて思わずに大切な家族や友人達のために今出来ることをしておきましょうね!
まずは地震発生時をシミュレーションしてみましょう!
南海トラフ地震が発生したらいったい身の回りでどういったことが起きるのか?
そういったことをシミュレーションしてみると、準備は何をすれば良いのかが見えてくると思います。
例えばいざ地震が発生したら机の下等で揺れが収まるのを待つと思いますが、そのあとは家にいるのは危険なので、避難場所に移動すると思います。
そのときに慌てて必要な物をそろえている暇はありませんので、そんな時は
『非常持ち出し品』
を用意しておくことをおすすめします。
ヘルメット・防災頭巾・運動靴・懐中電灯・ラジオ・電池・メガネ・補聴器・普段服用している薬・現金
などが非常持ち出し品です。
他にも防寒着や断熱シートなどがあると便利ですね。
そして次に必要になるものが
『備蓄品』
飲料水(1日1人3リットル)・食料(保存がきく火を通さなくても食べられる物)
こういったものを事前にまとめてリュックに入れて玄関の近くに置いておくだけで大分違ってくると思います。
他にも自分でこれが必要だなとか色々と地震が発生してからどういう行動をするかを1日づつ考えてみると何を用意すればいいかが分かると思います。
ポイントとしては、今は普通に携帯電話で連絡を取り合えると思いますが、緊急時は多くの方が同時に携帯を使用するので、アンテナが混雑して携帯が使用不可になります。
ですので、事前に家族で落ち合う場所を決めておくことや、連絡手段として遠く離れた親戚に中継役としてお願いしておくなどのことを決めておくと色々とスムーズになると思います。
それでは今回はこの辺で失礼します!最後まで読んでいただきありがとうございました!